
戦績が上がらない理由として挙げられるのは、試合と練習では、パフォーマンスに大きな差があることです。まるで、別人のようなプレーをしてしまうことです。そして、この差を埋めるために闇雲に練習していても埋まることはありません。
大事なことは、信頼に足る熟知したコーチが、試合を観ることです。これにより、選手を独りにさせないので、例えば、試合での目標と結果の共有、あるいは、会場での振る舞い、他には、ボールやサーフェースの違いなどといった具体的なアドバイスがシームレスに出来るようになります。結果、その差を埋められます。
また、状況が許せば、試合直後に練習させることが非常に有効です。体は温まっており、 感覚は研ぎ澄まされていますので、明確な課題にテンポよく取り組めます。そのため、シンプルなシチュエーション練習でも、普段の練習と比べて比較にならないほど充実した内容の濃い時間に変えることが出来ます。
信頼に足る熟知したコーチに試合を観てもらこと。それが、ジュニアの飛躍に欠かせません。勝った・負けただけで、お子さんは、普段の練習に戻っていませんか? 親御さんは、注意すべきか迷う瞬間はありませんか? 気が付けば、何を目標にしていたか薄れていませんか?
ジュニアでいてくれる時間は、長いようで、とても短いです。その短い時間の中で、どれだけ内容の濃い時間を贈ってあげられるかが大切だと思います。
代表/元ツアープロ 大木 良
